あの時、導いてくれる人がいれば…
あらゆる問題や障害、悩みや苦しみを
自らの学びと実践・改善で乗り越えて
起業７年目からは年商３億円を続け
雑誌取材や出版依頼、テレビ出演もいただき
他社からコンサルティングの依頼を多数いただき
自分にも社員たちにも高待遇や時間の自由をつくり
ひと区切りの階段の一段では『成功』できた…
と感じている時でした
その事件は突然やってきました
以前の役員と以前の税理士が時間をかけて結託し
巧妙に〇億円の横領をして逃亡しました
当然、税務署も入り調査をされ『おおごと』に
代表である私が事件収拾のために約１年間もの時間を
結局、横領総額と罰則税で〇億円という莫大な金額を失い
これまでの努力の結晶である資産のほとんどを失うことに
怒りよりも社員たちに、家族に、
自分の管理不足で努力の結晶を一瞬で失ったことに
申し訳なさでいっぱいでした
それは自分自身のこれまでの苦労も全てムダにしたような…
社員たちと家族に心から管理不足を謝り
精神的にも経済的にも支店を統合して事業を縮小するしか
手段がありません
そして事件収拾に約１年間をとらわれたことで
何とか経営はしましたが、プロデュースがまともにできず
顧客も３分の１にまで激減していました
何も考えられない、何も食べる気もしない、
眠ることもできない、動くことさえできないような
精神的ダメージをおいました
心の中では
『誰か助けて…』
と叫び続けていました
こんな状態から、どうしたらいいのか当時の私には
全く分からなかったのです
チヤホヤしていた人たちは去っていきました
『もうダメだな…』
本気でそう考えていました
誰も助けてはくれません…誰も導いてはくれません
放心状態が続く私に妻と娘が
『何があっても応援しているよ』
社員たちが
『社長、給料がなくてもついていきますから
もう一度、頑張りましょうよ』
顧客の方々からも
『頑張って下さい…信じてます』
まだまだ、本当の成功を遂げられていないことを
思い出しました
お客様はもちろん、社員たちも家族も、
どこまでも笑顔で豊かにしてゆける会社づくりが
まだまだ途中であることを
再建に向けて心に火がつきました
最短で再建する方法が分からないなら
現在進行形で成功・成長を続けている企業や権威など
一流から学ばねば…
豊かだった私自身の貯金からも
会社へ、どんどん投入していたのですが…
一流を探し、一流から学ぶことに最後の貯金を
投資していました
ピンッ！とくる最高・最善の理論に出会いました
この学びと研究が現在にも大きく活かされるとは
知らずに…
